躾とは

【躾とは】
「躾(しつけ)」と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか。
辞書を引けば、「礼儀・作法を教え込むこと」とされています。
ご飯を食べる前に手を合わせて「いただきます」を言うのは、礼儀・作法の代表例でしょう。
日本では一般的に、無言で食べ始めたら「躾が成ってない」と思われるかもしれません。
躾は「身を美しくする」と書きます。
要は、振る舞い方、所作のことです。
以前「仁」と「礼」の話をしました。
「仁」とは内面の思いやりで、「礼」はその気持ちを表現することです。
つまり、「いただきます」を言うことに意味があるのではありません。
命を頂くことなどへの感謝の気持ちを、表現する礼儀・作法が「いただきます」なのです。
これを教えることが「躾」ではないでしょうか。
物をもらった時に言うのが「ありがとう」なのではなく、嬉しい気持ちを表現する作法が「ありがとう」なのです。
躾をする上では、子供の内面に目を向けることも大切なのだと思います。


