我慢させない教育

【我慢させない教育】
日本の教育の根底にあるのは、「欲の排除」です。
我慢することこそが美徳なのです。
単純に欲しいものを我慢するだけでなく、周囲に合わせることも当てはまります。
集団のレベルに合わせることや、自分なりの意見を言わないことです。
これでは個人はもちろん、組織規模でも大きく成長することはありません。
では、どのように子供を育てれば良いのでしょう。
我慢をさせず、自分勝手に行動させて育ててれば良いのでしょうか。
それで良いわけがありませんよね。
答えは、「自分の欲を叶えるためにはどうすれば良いかを考えさせる」です。
子供がわがままを言った時は、「我慢しなさい」と言うのではなく、「どうすればそれが叶う?」と聞くのです。
その方法が分からないのであれば例を示し、そのように行動できた時はできる限り欲望を叶える。
これが、我慢させない教育です。
例えば、友達が使っているおもちゃを貸して欲しいのであれば、「今はお友達が使っているでしょ」ではなく、「どうすればおもちゃを貸してもらえるか」と考えさせます。
自分の持っているものとの交換を条件にしたり、使う時間を提案するのが最初の一歩です。
やらせてみると、子供でも結構ユニークな交渉をします。
それに、最初から我慢するのは難しくても、やるだけやってみてダメなら我慢できるということもあります。
親に何かを求める時も同じです。
何かが欲しいのであれば、どうすればそれが手に入れられるかと考えさせるのです。
こうしたプレゼン力・交渉力は、生きる上で非常に重要な能力となります。
人任せにして、我慢を続けていても、何も手に入れられないまま時間だけが過ぎていきます。
欲を叶えられる人が幸せになるというのは、言うまでもありません。
それは、幼い頃からの訓練で身に付くものではないでしょうか。


