世界一幸せな子どもが育つ国の秘密④

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【世界一幸せな子どもが育つ国の秘密④】

オランダの主な学校の成績表は、日本やアメリカ、イギリスのそれとは大きく異なります。

日本の公立学校の成績表の大枠は、3つの視点から評価されます。

一つ目は「知識・技能」。

つまり、知識の量や技量を評価する項目です。

二つ目は「思考・判断・表現」。

こちらは言葉の通り、考える力や表現する力のことです。

そして三つ目に「関心・意欲・態度」。

学業に取り組む姿勢や、日々の生活態度ですね。

私たちが知っている「成績表」と言えばこれです。

一方、オランダの成績表はどんなものなのでしょう。

多くの学校で採用されている「5項目評価」というものを紹介します。

①一般的な態度
自立しているか、穏やかであるか、自信を持っているか、責任感があるかなど。

②環境に対する配慮
机がきれいに整理整頓されているか、道具を丁寧に使っているかなど。

③先生との関係性
頼りになるか、礼儀正しいか、意見を言えるかなど。

④ほかの子どもとの関係性
助け合おうとしているか、他人のこと考えているか、話をよく聞いているかなど。

⑤勉強に対する態度
やる気があるか、根気があるか、集中力があるかなど。

いかがでしょう。

まず驚くべきは、知識や技能といった能力値を評価する項目が存在しないことです。

オランダ人にとって、その子がどれだけ計算が早いか、間違わずに問題を解けるかということは重要ではありません。

それよりも、人や物を大切に扱ったり、身近な人と良い関係を築いたり、自立しているかどうかといった項目の方が重要なのです。

私はこれを見た時、とても本質的な部分を見ているんだなあと感じました。

決して、読み書き計算、歴史や地理、身近な化学現象を知ることが不要だとは言いません。

しかしそれ以上に、自立することや良好な人間関係を作ることの方が、人生の幸福度に密接に関わっているのです。

とはいえ、日本の能力主義社会がすぐに変わることはないでしょう。

残念ながら我が国では、勉強ができなければ、確かに道が閉ざされていくのです。

それでは私たちはどうやって子供を育てていけばいいのでしょうか。

私は一教育者として、そして親として、子供の社会的能力に目を向けます。

学校が計算能力を重視するのならば、親の私は丁寧に物を扱っているかを重視します。

皆さんは子供のどんな部分を見ようとしますか?

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