直感に従え

【直感に従え】

物事の捉え方には3つの指標があります。

一つは感情、一つは理屈です。

この二つは、すぐに思い浮かぶことだと思います。

ではもう一つは何か。

それは直感です。

私たちは感情・理屈・直感という3つの観点から、常に物事を判断しているのです。

ではそれぞれの特徴を見ていきましょう。

最も根源的な思考は感情、「心が動いたから行動する」というものです。

「嬉しいから笑う」「ムカついたから怒る」「面倒だからサボる」

これはある意味、自然体であると言えます。

理屈というのは、「合理的だから行動する」です。

「相手との関係を保つために謝罪する」「栄養バランスを考えて食事を摂る」

これは、感情とは切り離した考え方になります。

最後の直感は、「なんとなくだけどそうする」です。

「いい商品なんだけど何か違う気がする」「ここに行けば答えが見つかる予感がする」

これは、感情とも理屈とも違います。

動物的本能やこれまで培ってきた経験、周囲の環境や状況、今に至る経緯などを脳が無意識に判断した結果によって導き出された結論です。

直感というのは、超高速の脳の情報処理なので、その判断には感情も理屈も追いつきません。

ですから、「理由は説明できないけど、そうしたほうがいい気がする」という曖昧な心の状態になるのです。

さて、これらを成長段階的に見るとこうなります。

「感情→理屈→直感」です。

私たちは最初、感情でしか行動できません。

それが子供という存在です。

それが、さまざまな学習を通して、理屈で物事を判断し行動できる大人になっていきます。

さらにもっと感覚を研ぎ澄ませ、多くの情報をインプットすることで「直感が働く」という段階に至ります。

皆さんの中には、直感はあてにならないと思っている人がいるかもしれません。

確かに「直感で判断した」と聞くと、信頼度は低そうですよね。

しかし、「直感」は「当てずっぽう」ではありません。

本当の意味で直感を得たのならば、それは理屈よりも信頼できます。

ですから私は、日々直感を磨く努力をし、「直感には従え」と自分に言い聞かせています。

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