子ども騙しの必要性

【子ども騙しの必要性】

「子ども騙し」というのは、子供にしか通用しない、大人が見れば簡単に嘘だとバレてしまうような、浅はかな方法や言い回しのことです。

だいたい通用するのは9歳までです。

10代の子供に子ども騙しをするのは、リスクがあるのでやめたほうがいいでしょう。

さて、子ども騙しというのは教育技術の一つです。

上手く活用すれば、子供を傷つけず健全な形で指示を出したり、お願いを聞いてもらったりすることができます。

「いくら子供と言えど、そんなことは失礼だ」と思うでしょうか。

しかし、正直に伝えることで、反対に子供を失望させたり、やる気を損なわせたりすることもあります。

時には嘘も方便なのです。

例を挙げましょう。

子供が楽しみにしていた家族旅行(ディズニーランド)が、父親の急な仕事で行けなくなってしまったとします。

子供の年齢が高ければ「お父さんは急な仕事が入ってしまって、今回はごめんね」と正直に伝えればいいかもしれません。

しかし、幼い子供はそれでは納得しません。

私なら、夫婦で協力して一芝居打ちます。

その子が戦隊ものが大好きな5歳男児だと仮定します。

私は電話がかかってきたふりをしてこんなふうに言います。

「ええ!?緊急出動ですか?でも明日は予定が…。でも世界を守るためには仕方ありません。わかりました!」

「パパはゴジュウジャーみたいに緊急出動することになったよ!だから応援してくれる?」

「(ママ)じゃあパパがいる〇日にディズニーランドに行きましょう!明日は何パーティーにする?」

ウチならこれでいけます。

さらに、仕事帰りにはゴジュウジャーの玩具を買って帰り、戦利品として子供にプレゼントします。

もしも、このような方法で子供を納得させることができたとしたらどうでしょう。

残念な現実が、ワクワクと楽しさ、喜びに変わると思いませんか。

「パパのせいで、仕事で、ごめんね」などと謝っても、誰も幸せになれないのです。

家族のために働いているのに、なぜ謝ったり責められたり必要があるのでしょうか。

胸を張っていれば良いのです。

子ども騙しというのは、子供を気持ちよく納得させるための、大人ができる最大の配慮だと私は思います。

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