声かけとは何なのか

【声かけとは何なのか】

家庭、学校、習い事、公共施設、日常生活の様々なシーンで大人から子供への声かけは発生します。

その声かけの仕方によって、子供の行く末は大きく変わります。

声かけの仕方が良い・悪いの前に、そもそも「声かけにすらなっていない」ケースというものもあります。

つまり、声かけは大きく次の3種類に分類されるイメージです。

・良い声かけ

・悪い声かけ

・声かけになっていない

では、「声かけ」の目的について考えてみましょう。

それは、子供のやる気を引き出したり、しっかりと納得させたり、

迷っている時に道しるべを示したり、声にならない感情を代弁してあげたりするためのものです。

『良い声かけ』は、上記の目的を果たす言葉になります。

『悪い声かけ』は、その目的から逸れてしまうもの。

『声かけにすらなっていない』というのは、子供を責めるだけのものや、ただ目の前の状況を言葉にしただけのものになります。

例を挙げましょう。

家庭において、子供が遊んでばかりいて、なかなか身支度を整えないというシーンがあったとします。

親の本心としては、「早くしないと園に遅れちゃう」「家事も忙しいのに」「なんでいつも言われないとできないの?」「この子たちは、何度怒られれば自分でできるようになるの?」などが考えられます。

・声かけになっていないケース

「どうしてちゃんとしないの?」「遊んでないで早くしなさい!」

これは声かけではなく、単なる実況中継。

子供の状況をそのまま、親の感情をそのまま言葉にしただけです。

・悪い声かけのケース

「準備ができないならおもちゃを捨てるよ」「着替えが終わった人からチョコレートをあげる」

これは、子供を納得させているようで、賞罰によって行動をコントロールしているにすぎません。

子供自身が時間を管理して、身支度を整えれるようになるという目的からは逸れてしまいます。

・良い声かけのケース

「今、何をするべきか分かる?」「◯時に出発したいから、まずは5分でおもちゃを片付けるよ。よーいどん!」

子供に対し、なぜその行動をすべきなのかを理解・納得させるように努め、親の都合に合わせて行動させる場合でも、副作用の無い形でやる気を引き出すことができています。

この方向性であれば、子供は親の都合に合わせて行動するのではなく、その行動自体にどんな意味があるのかを学ぶことができるでしょう。

このように、声かけというのは、「これを言ったら子供はどんな気持ちになるか」「親の言葉から何を学ぶだろうか」と、シミュレーションしながら言葉を選ばなくてはなりません。

それは正直、大変なことです。

しかしながら、何も考えない声かけは実況中継であり、単なる反応です。

ですから、「声かけは楽なものではない」と肝に銘じておきましょう。

頭をフル回転させて、その場の最適解を導き出す作業なのです。

親の一言、一言の積み重ねが、子供の未来を作ります。

私と一緒に、頑張っていきましょう。

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