怒りをコントロールする方法

【怒りをコントロールする方法】
「怒り」という感情、これは人間の最も原始的な機能の一つ。
脳の扁桃体という場所によって引き起こされ、ストレスや危険な状況から逃れるために重要な、心の働きです。
人は幼い頃、怒りをコントロール(抑制)できません。
なぜなら、心を冷静な状態に鎮めるためのブレーキとなる、前頭前野が未発達だからです。
しかし、我々大人でも「疲れているとイライラする」ということがあります。
普段なら寛容になれるはずなのに、なぜか今日は怒りが込み上げて鎮まらない。
きっと、誰もが経験のあることです。
これは、脳科学的に説明できます。
端的に言えば、人は疲れていると前頭前野の活動が鈍くなり、怒りの感情を鎮める機能がうまく働かないのです。
他にも前頭前野の働きが鈍くなる原因はあります。
・慢性的なストレス
・スマホ、ゲームの長時間利用
・睡眠不足
・運動不足
・偏食(腸内環境の乱れ)
これらと真剣に向き合うことができれば、前頭前野は正常に機能し続け、私たちの心のバランスを保ちます。
さて、多くの人は、怒りというのは外からやって来るものだと考えています。
「悪口を言われた」とか、「楽しみにしていた計画が雨で台無しになった」とかです。
それは違います。
この世界で起こる事象の全てにおいて、あなたに「怒り」を運んでくる物事は一つもありません。
どんなに不都合や不具合を招こうとも、「怒り」は常に、自分の内側から湧き起こるものなのです。
さらに言えば、怒りは人間の原始的な心の働きですから『発生自体を止めることは困難』です。
だからこそ、私たち一人ひとりができるのは、それを抑制する脳の機能を正常に保つ努力だと思います。
前頭前野のコンディションを整え、怒りの感情をコントロールしていきたいですね。


