変わるのはいつも自分

【変わるのはいつも自分】

僕が人と関わる上で大切にしていることの一つに、「他人は変えられない」というものがあります。

この考えがあると、相手に不満を抱いても、「それがこの人なんだ」と考えることができます。

また、自分を見つめ直すきっかけにもなります。

「自分の価値観が他人とずれているのかも」

「自分に悪い部分はなかったか」

「自分にはなにができるだろう」

相手は変えられないのですから、自分に目を向けるしかありません。

これは、子供と関わる上でも同じです。

どんなに親が「こうすべきだ」と伝えても、結局は子供自身が「こうすべきだ」と思わなければ、行動は変わりません。

ですから、子供を変えようとする前に自分が変わるのです。

とはいえ、「靴を揃えて欲しかったら自分がまず揃える」といった、単純な話ではありません。

「なぜ自分は親として子供に靴を揃えて欲しいのか」

「仮に絶対誰からも見られないところで、自分だったら靴を揃えるだろうか」

「靴を揃えたくなるほど、玄関を美しく整えてみよう」

このように自分の感情と向き合い、物事の理解を深め、まずは自分が変わっていくのです。

それを見て、子供が変わるかどうかは子供の問題です。

すぐに行動に現れるかもしれませんし、変化が起きないかもしれません。

今は変わらなくても、ある日突然変わるかもしれません。

親は信じて待つしかありません。

最後に、教育に長年携わってきたある方の言葉をご紹介します。

『子供の心に扉があるとすれば、その取手は内側にしかついてない』

本当にその通りだと思います。

子供の行動が変わるためには、子供自らが取手を握り、扉を開かなければなりません。

大人が叱責や説教をすることで無理やり扉を開くことなどできないのです。

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