親になる

【親になる】
子供が産まれると、人生が大きく変わります。
それまでできていたことが、できなくなることもあります。
子供のことで、夫婦の間に争いが生じることもあるでしょう。
一方、幸せが増えるというのは言うまでもありません。
我が子の可愛さと言ったら、言葉では表現できません。
愛おしさで押しつぶされそうになります。
共に成長を喜び、楽しみ、時に怒り、心配し、まさにジェットコースターのような毎日です。
冒頭に「子供が産まれると、それまでできていたことができなくなる」と言いました。
私は最近、これこそ子供が生まれてくる最大の意味ではないかと思います。
子供がいれば、ダラダラ過ごすことなどできません。
どれだけ計画的に、効率的に物事を進めても、自分に使える時間など些細なものです。
贅沢はできません。
満足に眠ることすらできません。
仕事が山積みなのに、なぜ彼らは仕事を増やすのでしょうか。
「寝ている時が一番可愛い」という言葉に、一体どれほどの想いが詰まっていることか。
しかしよく考えたら、人生とは、本来そういうものなのかもしれません。
規則正しく起き、朝から仕事をし、肉体労働をし、よく遊び、よく学び、喜怒哀楽を感じながら慎ましく生きる。
無駄なことを全力で楽しみ、無我夢中で自分以外の大切な存在のために命の時間を捧げる。
これこそ紛れもなく、幸せな人生です。
私たちは決して、楽をするために生まれてきたわけではありません。
与えられた命を使い切るために、生まれてきたのです。
子供という存在は、それを教えてくれる気がします。
親になるというのは、大変なことです。
大変だから良いのです。
どれだけ大変かなど、人それぞれです。
それでも、大変なことに価値があります。
世の中には、子供を授かることができない人もいます。
また、子供を持たないという選択をした人もいます。
そういう方々のことを決して否定はしません。
その上で、子育てとは尊いものだと感じます。
そう感じさせてくれた、息子たちと妻に、心から感謝しています。


