しっくりを探していく

【しっくりを探していく】
早く家に帰らなければならないのに、子供は「もっと遊んでいたい」という状況はよくあります。
事前に「〇時になったら帰るよ」と伝えていても、「あと◯分で帰るよ」と伝えても、その時がくれば「ちょっと、いい加減にしなさい」となります。
手法を変えて、子供自身に「では、あと何分(何回)遊んだらやめにする?」と尋ね、子供が「3回!」と答えたとしましょう。
それでも結局、「もう3回やったじゃない!やめにしなさい!」なんて言っています。
いよいよ時間に余裕がなくなってきました。
強制的に連行するか?
けれども、格闘を始めるわけにもいきませんから、もう選択肢の余地は無い。
残された道は「アイス買いに行こう作戦」か「お母さん先に帰っちゃうよ作戦」しかありません。
それなのに、育児界隈では「ご褒美で釣るのは良くない」「脅しはだめ」なんて言うわけですから、腹が立ちますよね。
皆、やりたくてやってるわけじゃないというのに。
さて、このような思い通りにならないことも含めて、育児というのは大変です。
その中でどうやって、「しっくりくる形」を探していくかが、課題なのだと思います。
ご褒美で釣っても、脅しの言葉を使っても、あるいは叱ったり罰を与えたとしても、親がそれでしっくりきているなら別に問題ありません。
「こんなんじゃダメだ」と自己否定が付きまとうなら、他の方法を探していけばいいのです。
私は個人的に、ご褒美や脅しはしませんが、それは子供が言うことを聞いてくれるからだと思います。
とはいえ、いつまで経ってもその場を離れなかったら、「先に行くね」と言って、迷子になるぐらいの覚悟で置いてけぼりにすることはあります。
迷子になったら、ご迷惑をかけた方々に頭を下げます。
誰に何を言われようと、私はこのスタイルがしっくりきています。
子供に限らず、他人というのは決して思い通りにはなりません。
だから相手の得を考えたり、互いが譲り合って折衷案を探す中で、しっくりを見つけて行けば良いのだと思います。


