子供の気分を良くする最高の方法

【子供の気分を良くする最高の方法】

前回、物事を最後までやりぬく子はいつもゴキゲンだという話をしました。

反対に言えば、やりぬく子を育てるために必要なのは、子供の気分を良くすることです。

ではどのように、子供の気分を良くすればいいのでしょう。

まずは、避けなければならない方法から伝えます。

それは、ご褒美や欲しがるものをたくさん与えて気分を良くすることです。

これには副作用があります。

ここで言う副作用とは、モノが得られない時に気持ちが落ち込むこと、さらにもっと刺激的なモノでなければ満足できなくなることです。

これではどんなに気分が良くても、物事を最後までやりぬくという力には結びつきません。

では、副作用のない気分の上げ方とは一体なんでしょうか。

それは、今この瞬間の欲望を、子供自身の手で叶えることです。

喉が渇いたら水を飲む、足が痒いならかく、疲れたら休む、気になったから試す、悲しいから泣く。

つまり、「あなたがやりたいと思ったことは、あなたの力でやっていいんだよ」ということです。

これによって芽生える、「自分は自分の望みを叶えて良いんだ。その力を持っているんだ」という気持ちこそ、やりぬく力の土台なのです。

もちろん、子供の成長段階に応じて「自分でできること」と「親が代わりにやってあげるべきこと」はあるでしょう。

そうは言っても、ことあるごとに子供の行動を制限してはいないでしょうか。

「勝手にやらないで。言ってくれたらやるから」

「危ないからやめて。何かあったらどうするの」

もし、何事にも親の許可無しでは行動できないと感じた場合、子供は自分の力では望みを叶えられないことを学んでいきます。

望みがあれば駄々を捏ね、失敗したら言い訳をし、他人のせいにし、都合が悪ければ不満を口にするようになります。

「自分の力では何もできない」と学んできたのですから、仕方ありません。

そういう子は、いつもフキゲンなのです。

繰り返しになりますが、子供の気分を上げる最高の方法は、「今この瞬間の欲望を自分の力で叶えること」です。

面倒を見る親からすれば、簡単なことではないでしょう。

しかし、これこそがやりぬく力の土台であることを私たちは忘れてはいけません。

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