得意を伸ばすか苦手を克服するか

【得意を伸ばすか苦手を克服するか】
「得意を伸ばす」というのは、「好きなことをする」「やりたいことを存分に追求する」ということです。
「苦手を克服する」というのは、「やりたくないことを仕方なくやる」に近いと思います。
私の基本的な教育スタンスは、得意を伸ばすことです。
子育てにおいても、息子に苦手なことを克服しなさいとはあまり言いません。
理由はコスパです。
ここで言うコストとは、進んでやるか躊躇うかで、パフォーマンスは成長です。
好きなことであればどんどんやるし、みるみる成長します。
一方苦手なことは、やり始めるのに大きなエネルギーを使う割に、大して成長しません。
苦手を克服するのはコスパが悪いのです。
それならば、一芸は百芸に通じるという諺があるように、得意なことを伸ばした方が様々なことに応用が効きます。
とは言え、皆さんはこう考えるでしょう。
「やりたいことだけやって、やりたくないことをやらないのは怠慢だ」と。
それはきっと、「人と話すのが苦手だから話さない」「野菜は苦手だから食べない」「算数は苦手だから勉強しない」というのは、駄目じゃないかという考えだと思います。
ごもっともです。
しかし私が言いたいのは、この苦手分野を無理に親の考える正常レベルにまで持ち上げようとする必要は無いということです。
これは「やりたいことを実現するために、やらなければならないことやる」という話に繋がってきます。
野菜やきのこ、芋や海藻、発酵食品などを食べず、ケーキやお菓子だけ食べていても、健康で幸せな人生を送れるのなら私だってそうしたいです。
ですが現実は違います。
そんなことをしたら、体が弱くなって、病気になり、精神も不安定になります。
だから好きなものを我慢して、苦手なものでも食べるのです。
しかし、本当の意味でそれが理解できるのは、大人になり知識が増えてからではないでしょうか。
むしろ、大人でも難しいことです。
子供のうちは、苦手なことはほどほどに、得意なこととしっかり向き合い自信をつける必要があります。
いつか苦手と向き合わなければならない時が来たら、子供が自ら変われば良いのです。


