子供に対してレッドカードを出す勇気を持つ

【子供に対してレッドカードを出す勇気を持つ】
子供が言ってはいけない暴言を吐いたとします。
「◯してやる」などの、決して口にしてはいけない言葉です。
子供の口からそのような言葉が出たら、親は戸惑うでしょうし、どう対処したら良いか悩むでしょう。
暴力も同じです。
重たいものや鋭いものを、加減もせずに相手に振り下ろせば、その子には適切な指導が必要となります。
ではそういう子に対し、「チクチク言葉は言っちゃダメだよ」「危ないからやめようね」という言葉による説得が、適切な対応と言えるでしょうか?
明らかに不十分です。
「大したことないよ」と言っているようなものです。
年齢によっては、病院や施設への入所も必要となるでしょう。
具体的に言うと、大人がやると逮捕されることを5歳以降にやってしまったら、真剣に対応を考えなければならないと言われています。
つまり、5歳になるまでに親が躾をしなければならないということです。
では、どのように対応すればいいのでしょうか。
まず、決してやってはいけないことは、暴力暴言に対して暴力暴言で返すことです。
これは、子供の凶暴性を増幅させ、負の連鎖を発生させることになります。
もう一つやってはいけないのは、脅しです。
「悪いことをしていると警察に捕まるよ」「そんなことするならもう帰るよ」といった、脅しは子供にとって痛くも痒くもありません。
「脅しで済むから大丈夫」と教えているようなものです。
適切な対応は「隔離」です。
「危険なことをする人は集団にはいられない」ということを教えるのです。
私が読んだ多くの書籍に、隔離の有効性が書かれています。
声を荒げて叱る必要も、叩く必要も、脅す必要もありません。
やってはいけないことをしたら、問答無用でその場から退場です。
落ち着くまで集団から遠ざけたら、「どうしてみんなのところから離れたかわかる?」という会話ができます。
その後も、毅然とした態度で、一貫した対応をします。
何が大切なのかと言うと、子供に対し「レッドカード」を出すということです。
大人になったらレッドカードがあります。
罪を犯せば罰金や懲役、禁錮、刑務作業といった刑が課せられます。
子供は何をしてもOK、大人になったらいきなりアウトという教育は実に酷なことです。
幼少期から、大人がやったら捕まる社会のルールはしっかり教えてあげなければなりません。
さて、今回は少々重たい話になってしまいましたが、これはどのご家庭でもあり得る話です。
そして今の時代、子供に対してレッドカードを出してくれる保育園や教育施設は稀だと思っていいです。
なぜなら、体罰をしたと言われてしまうリスクがあるからです。
ですから、本当の意味で道徳教育というのは、親が責任を持ってやるしかありません。
言葉による教育というのは言うなれば「イエローカード」です。
もちろん、イエローカードだけで子供が育ってくれればそんなに嬉しいことはないでしょう。
その上で、「退場」というレッドカードを持っておくことは、親としてとても大切なことなのです。


