一番大切な心の習慣

【一番大切な心の習慣】
子供と関わる上で大切な習慣は、はげますことです。
「ご褒美」や「評価」や「罰」ではなく、「はげまし」なのです。
ご褒美や罰というのは、親が望んだ通りの行動を子供がした時(しなかった時)に生じるものです。
「あなたはお母さんを喜ばせて(悲しませて)くれたわね、これが対価よ」という意味で、そこには必ず評価が伴います。
もちろん、行動に対して報酬や罰則があるのは、社会の仕組みとして学ばせる必要はあります。
しかしながら、親子の信頼関係は、ギブアンドテイクで成り立つものでは無いのです。
では、「はげまし」とは何でしょう。
それは、時期を問わず、評価を伴わず、信頼を示すことによって、子供の価値を強調するものです。
まだハイハイしかできない子供が歩こうとしている時、失敗して転んでしまったとします。
その時、「上手に転んだね」と無理に褒める必要なんてありません。
「ここまで来れたら、アイスをあげる!」とご褒美を出す必要もありません。
「いつになったら歩けるの、失望した」と評価したり、罰を与えたりする必要もありません。
その時に必要なのは、「はげまし」です。
「そうだ、頑張れ!」
「あなたならできるよ!」
「大丈夫、もう一回やってごらん!」
こうして子供を元気づけ、勇気づけ、奮い立たせることです。
子供が小学校に上がっても、中学校に上がっても同じです。
確かに、赤ちゃんにかける言葉と、中学生にかける言葉は同じでは無いでしょう。
しかし、根本の態度は同じであるべきなのです。
それはこのような態度です。
「あなたを信頼している」
「あなたならちゃんと取り組めると思う」
「あなたの言葉を聞いている」
「あなたのことを見ている」
「あなたは大事にされている」
「あなたはわたしにとって大切な存在」
どんな言葉をかけるかと悩むより、こうした態度であることの方がはるかに重要です。
はげましの心を持って、子供と関わっていけたらいいですね。


