体幹を鍛えることが人類の課題

【体幹を鍛えることが人類の課題】
「体幹」というのは、胴体の筋力のことを指します。
腹筋、背筋、肩甲骨、股関節周りの筋力です。
様々な種類の筋肉がそれぞれに役割を果たし、私たちの姿勢を維持したり、生活に欠かせない動作をするために働いています。
中でも「背筋」は背骨を支えている筋肉です。
正確に言うと、背筋の中でも「脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)」という筋肉が、背骨に沿って伸びる要の筋肉となります。
これが弱いと、体を支えることができません。
立ち姿勢だけでなく、座っている姿勢も維持できないのです。
その場で立っていられない、座っていられない子供を見た時、ADHD(注意欠如・多動症)をイメージするかもしれません。
そうではなく、体幹が弱体化していることが原因で、姿勢を維持出来ないから動いてしまうのかもしれないのです。
また、体幹筋が弱い子は疲れやすいです。
長時間体を動かして、エネルギーを消費することができないので、生活リズムが乱れ、生活習慣病のリスクも上がりやすくなります。
心と体は繋がっています。
体が疲れやすいということは、心も折れやすいのです。
反対に、体が疲れにくいということは、心も粘り強いということです。
これは子供だけの問題ではありません。
大人でも、体幹が弱いと大変です。
朝起きるのが億劫になったり、仕事で疲れやすかったり、肩こりや腰痛にも繋がってしまいます。
高齢になれば運動不足によって脳への血流が減少し、いわゆるボケを進行させる原因にもなります。
そうならないために、子供の頃から体幹を鍛えることが大切です。
専門的で高度な体幹トレーニングは必要ありません。
たくさん遊べば良いのです。
とにかく全身を動かすことです。
遊具でも、ボール遊びでも、鬼ごっこでも体幹は鍛えられます。
子供の頃に培った筋力というのは、一生ものです。
もちろん、大人になって全く運動しなければ衰えてしまいますが、獲得した過去があるのとないのでは雲泥の差なのです。


