やった分だけできるようになる

【やった分だけできるようになる】
これは、物事の原理原則の一つです。
例えば、以下のような願望があるとします。
「仕事で成果を出せる人になりたい」
「本を早く読めるようになりたい」
「バク転を習得したい」
こう思った時、まず思いつくのは「仕事術」「速読法」「バク転のやり方」を学ぶことです。
それも必要なことかもしれませんが、それ以上に大切なことがあります。
たくさんやることです。
誰よりも仕事を経験し、大量の本を読み、筋肉痛になりながら練習することです。
仕事といえば、現代は「残業は悪」のようなイメージがあります。
むしろ、働きすぎると止められる世の中です。
つまり、みんな可能な限り働きたくなくて、会社も「たくさん働きなさい」と言えないのです。
これでなぜ、仕事ができるようになるのでしょうか。
同じように、本をほとんど読まずに、早く読めるようにはなりません。
ちょっとの練習で、バク転ができるようになることもありません。
「そうじゃなくて、効率を良くしたいんだ」と誰もが思うでしょう。
しかし、私の教育理論上、量をこなす前から効率を求めたら後で苦労します。
効率とは、最初から良くするものではなく、量をこなしていくうちに自然と良くなっていくものだからです。
最初から効率よくできているとしたら、それは全て勘違いです。
体の動かし方がまるで分からないのに、最初から少ない回数で効率よく練習しようとしてはいけません。
何度も何度も実際に体を動かし、効率が悪い時の感覚と効率が良い時の感覚を経験していくことで、気がつくと効率化されて無駄の少ない動きになっていくのです。
効率重視の人が最も嫌うものは何でしょう。
それは失敗です。
失敗は最も効率が悪い。
当たり前です。
だからこそ、そのパターンを経験することには価値があります。
効率の悪いことも、失敗も、全部やるのです。
そして、何度でも繰り返すのです。
人はやった分しか成長しません。


