まずは自分の状態を最高に

【まずは自分の状態を最高に】
ある客室乗務員が、お客様に対しこのような案内をしました。
「赤ちゃんやお子さまをお連れのお客様は、ほかの方を助ける前にまずご自分の酸素を確保してください。
助けが必要な方を手伝う前に、ご自分のマスクをつけることが最優先です。
ご自分が呼吸していなかったら、ほかの方を助けることなどできません。」
乗客たちは、「それは確かに」と笑いましたが、これこそ物事の本質を捉えています。
私たちは往々にして、他人を最優先に行動することがあります。
それは相手のことを心から思っているからです。
しかしながら、自分の状態が中途半端だと、相手に送るものも中途半端になってしまいます。
例えば、私は日々体操のレッスンを通して、『子供たち一人一人が自分に自信を持てること』を最大の目的として事業を営んでいます。
そんな中、私自身が自分に自信を持っていなかったらどうでしょう。
自信がなさそうに、「君ならできるよ!」と言って、そのメッセージは子供に届くでしょうか?
そんなことは決してありません。
「自信を持とう!」
「君ならできる!」
そういう言葉をかけるのであれば、私がまず自信満々でなければなりません。
「私がそう言うのだから間違いない!」と、胸を張らなければなりません。
自信だけでなく、生徒の前に立つ以上、私は心も体も最高の状態である必要があります。
だから最高のパフォーマンスを発揮することができ、最高の価値を提供することができるのです。
これは子育てにおいても言えます。
子供の幸せを願うのであれば、まず親が幸せになることです。
子供に不安を感じてほしくないならば、まず親自身の不安を解消するべきなのです。
これは自分勝手なのではありません。
自分を犠牲にする親の姿を見て、幸せを感じる子供がどこにいるのでしょう。
反対に、親自身が幸せになろうとする姿を見て、嬉しくない子供がどこにいるのでしょうか。
私たちはまず、自分のために行動して良いのです。
自分を満たした先にしか、相手を満たすことはできません。


