我の強さは責任感となる

【我の強さは責任感となる】

「従順な子」と「我の強い子」がいたとします。

親の立場であれば、親の言うことに対して従順な子の方が都合がいいでしょう。

我が強く、聞き分けの無い子は大変です。

それはもう、言うことを聞かないのですから。

もしかしたら、「この子大丈夫かな」「将来が不安だ」と感じるかもしれません。

しかし、我の強い子ほど、心配はいりません。

他人に靡かないからです。

親の意見にも靡かず、仲間にも靡かず、自分の意志や欲求こそが行動する理由なのです。

それは言い換えれば、自分に責任があるということです。

「いいえ、うちの子はわがままだけど、責任感はありません」と思う方もいるかもしれません。

とてもよくわかります。

ですから、最初のうちは大変なのです。

では、逆のパターンを考えてみましょう。

仮に、強い力で「従順にさせられている子」がいたとします。

この子は全ての行動において、自分の責任を感じることはありません。

自分で考えることもしません。

「自分は言われた通りにやっただけ」です。

簡単に他人に靡きますし、その責任も自分にあるとは思わないでしょう。

問題は自分ではなく、いつも他人にあると思っています。

これは極端な例ですが、わがままを許さない(従順すぎる)というのも問題なのです。

一方、我の強い子は違います。

自分の招いた事態を、いつも目の当たりにします。

経験の全てが、他人の言ったことでは無く、自分の心の声に従った結果です。

つまり、責任感を育むチャンスがたくさんあるということです。

こんな場数を踏めるなんて、最高だと思いませんか。

大人になって社会に出て、責任感を育むのは大変です。

「私は言われたことしかできません」

「言われた通りにしたら失敗しました」

そういう人のことを、私は少なくとも信頼しません。

そう考えると、従順な子の方が責任感を教育するのは難しいのです。

繰り返しになりますが、我の強さというのはその子の最大の強みです。

「言うことを聞かないからまた失敗した」なんて言ってはいけません。

「あなたの行動が招いた結果だね」と伝えることが大切です。

そして、「じゃあ、どうしようか?」と一緒に考えていけば良いのです。

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