どこに焦点を当てるのか
【どこに焦点を当てるのか】
あるご家庭の話です。
そのお家では毎日靴を脱いだら揃えることを決まりとしています。
お子様にも習慣化として定着していますが、1ヶ月に1回ぐらいは揃ってないことがあるようです。
そんな時、「ちゃんと揃えなさい」や「いつもはできるのになぜ今日はできないの?」などと伝えたくなりますよね。
『揃っていない1回』に焦点を当てるのか、『揃えた29回』に焦点を当てるのかで対応は変わってきます。
このご家庭では、揃ってない時は「いつもできているのだから、たまには仕方ない」と考え、子供を叱ることはしないようです。
その代わりに、次の日にちゃんと揃えることができたら「いつも揃えてくれてありがとう」と伝えるのだと言います。
子供の良い行動に対して、「できて当然」と思ってしまうことはよくあります。
そんな行動にこそ、褒める価値はあるのかもしれませんね。