その子に合った声かけ

【その子に合った声かけ】
本日は僕の高校時代の先輩が、おおかわ体操クラブを見学に来てくれました。
色々と情報交換をすることができ、次のレッスンから実践活用できそうです。
その一つが『多彩な声かけ』についてです。
逆上がり一つにしてもやり方は様々ですが、その子に合った体の使い方、成功するためのコツがあります。
そしてそのやり方を知るためのきっかけになるのは、指導者の声かけです。
例えば僕がよく使う表現は、「頭の後ろにあるボールをキックするイメージ」という言葉です。
逆上がりはオーバーヘッドキックのイメージがとても理に適っているので、このような声かけをします。
先輩はこんな言い方もあるよ。と教えてくれました。
「嫌いな食べ物が鉄棒の上にあると思って、それを後ろに蹴り飛ばす」という表現です。
「ボールをキックする」という意識がイメージしやすい子もいれば、「嫌いなものをやっつける!」という意識の方がやる気が出る子もいます。
練習しようとしている動きは同じでも、伝え方によって生徒のやる気は変わります。
その子に合った声かけをこれからも意識していきたいと思いました。