花を咲かすより、根を伸ばしましょう
【花を咲かすより、根を伸ばしましょう】
人間を"木"に例えると、幹は人格そのもの、枝は個性です。
花は特技や実績など、人格や個性を元に経験を積んで出た成果です。
そしてそれらを支える根は「自分ならできる」という気持ち、つまり『自己肯定感』です。
あらゆる能力や成果は、自分を信じる気持ちの上にしか開花しません。
では、根を丈夫にするための肥料は何でしょうか。
それは褒め言葉です。
子供の頃に多くの人から褒められ(認められ)て育てば、自分を信じる気持ちが培われていきます。
この肥料はあげすぎても根を腐らせることはありませんが、水のあげすぎは注意しなければなりません。
水とは手助けのことです。
子供が1人で頑張っている時に、すぐ手を貸していると、いつか根は腐ってしまいます。
さて、親は子供に対して綺麗な花を咲かすことを望みます。
スポーツで結果を出してほしい、良い大学に進学してほしい、お金には困らないでほしい、、、
しかし残念ながら、花を咲かせるのは子供自身です。
僕たち親は、子供が下に下に根を伸ばす手助けをしましょう。
美しい花を咲かすことを信じて。