ほめるとおだてるの違い

【ほめるとおだてるの違い】
この二つは似ているようで異なります。
「褒める」はできた事実を伝える言葉ですが、「おだてる」は行動を操作しようとして事前に伝える言葉だからです。
例えば、自分からあいさつができたことに対して「あいさつができたね!おりこうさんだね!」と伝えるのは褒める行為です。
一方「おりこうさんはちゃんとあいさつできるよね?」と伝えて行動を促した後に褒めるのはおだてる行為になります。
どちらも子供を成長させますが、子供に対して「おだてる」ばかりしていると、親の期待に応えなくてはいけないと考えるようになってしまいます。
もし、子供にあいさつをしてほしいと思ったら別の角度から褒めましょう。
「〇〇ちゃんは誰にでも話しかけれてすごいね!」
「〇〇くんはお返事の声が大きくて素敵だね!」
あくまでも、子供のできた部分を見つけることが大切です。
また、「あいさつをすることは人と人の関わりの中で最も基本的なことなんだよ。」と説明したり、親が誰にでもあいさつする姿を見せることはとても有効です。
僕もよく「おだてる」をしてしまいますが、やりすぎないように注意ですね。