牛乳こぼした時がチャンス
【牛乳こぼした時がチャンス】
想いというのはなかなか伝わりません。
例えば「失敗を恐れず挑戦する子になってほしい」という想いがあったとします。
「ほら、やってごらん。」「これ楽しそうじゃない?」などと促しても積極的に挑戦する子には育ちません。
「みんなやってるよ。」「どうしてあなたはやらないの?」などと言えば、どんどん挑戦しない子になります。
ではどうすれば良いのでしょうか?
それは、失敗している時に邪魔しない、挑戦したことを褒めるしかありません。
例えば子供が机の上の牛乳をこぼした時がチャンスです。
「ほら!気を付けないからでしょ!」と言いたくなりますが、
弟にフルーツを渡してあげようとしたのかもしれないし、他のことに興味を持った瞬間だったかもしれません。
失敗を指摘すれば、失敗することは悪いことだと思って挑戦しなくなります。
僕はまだまだ未熟なので、「こらっ!」と反射的に言ってしまうことがありますが、そんな時は妻が「自分で頑張ったんだよね~」と軌道修正してくれます。
さすがです。
大人が差し引かない限り、子供はどこまででも可能性を開花させ続けるのです。