諦めない子供の底力

【諦めない子供の底力】
先日のレッスンでの出来事です。
幼児クラスのレッスンではボールを使った運動プログラムを実施しています。
反射神経、空間把握などの認知能力を高めるための運動です。
その日、一人の男の子がチャレンジしたのはボールを地面に1回バウンドさせて落ちてくる間に3回拍手をしてキャッチするという課題でした。
10回、20回と、何度もチャレンジしましたが、なかなか成功しませんでした。
僕も、見学に来られていたお母様も(ちょっと無理かもな…)と感じていました。
僕は男の子にこう尋ねました。
「あと3回チャレンジしようか?それとも、成功するまで続ける?」
すると彼は「成功するまでやる。」と言いました。
子供が決めたことです。例え他の練習ができなかったとしても、本人の意思を尊重しようと思いました。
そして粘り強く挑戦し続けた結果、息を切らし、汗を流しながら、ついに課題を成功させたのです。
彼が困難な課題を達成できた理由が僕には分かります。
子供自身が「自分ならできる」と信じ、誰もそれを否定しなかったからです。
本当に、子供の可能性は無限大ですね。