良いところを見る
【良いところを見る】
僕が生徒を指導する上で、最も大切にしていることの一つです。
整列せずに走り回ってしまう子を見た時に、「走らないで並びなさい!」と伝えるのは簡単です。
一方、「今日も元気だね!」「跳び箱が上手に跳べそうだね。」と伝えてから、「先生お話するから並べる?」と促すこともできます。
少し時間はかかるかもしれませんが、僕は徹底的に後者の形で子供に接したいです。
その理由は、おおかわ体操クラブの目的が『子供に自信を持たせる』ことだからです。
前者の伝え方は、「君の行動は間違っている」です。
確かに間違った行動をしたかもしれませんが、言われた子供は良い気持ちにはなりません。
後者の伝え方は、「君は素晴らしい子だよ。でも、君の行動は間違っている。」です。
これならば、子供は自分の存在を認めてもらった上で、過ちに気づけるかもしれません。
子供が上手にできた時はもちろん褒めて自信をつけます。
子供が間違った行動をとった時も、褒めながら正していけば自信がつきます。
僕はこれからも、「悪い子なんて存在しない」というフィルターを通して子供を見ていきます。