子供の発想力に大人は敵わない

【子供の発想力に大人は敵わない】
子供がりんごの絵を描いていて、紫色に色を塗っていたらどうしますか?
「普通りんごは赤だよ。」と伝えますか?
「これはぶどうの色だね」と訂正しますか?
大人は、りんご=赤(黄色、緑)という概念を持っているかもしれません。
しかし子供がその時イメージし、表現したかったりんごの色は紫だったのです。
ならば「素敵な絵だね。りんごを紫色で塗ったんだね。」や、「こんなりんご初めて見たけど、おいしそうだね。」など、子供の自由な発想を認めてあげるのが良いでしょう。
『りんごは赤くしなきゃダメなんだ』と思考を狭めてしまった子と、『自由に表現していいんだ』と思えた子では、発想力や思考力に大きな差が生まれます。
子供が作ったもの、熱中していること、見つめているもの、それらは大人の固定概念で評価してはいけません。
よく子供の行動は理解できないと言いますが、それぐらい子供の発想は大人の知識量では量れない領域なのです。
子供たちの優れた才能と可能性を、摘み取らないように大切に育てていきたいですね。