先延ばしにしない
【先延ばしにしない】
子育てに関する数々の本を出版されている江藤真規さんがこんなことをおっしゃっていました。
「子育てにかかる苦労の"総量"は変わらない」
つまり、最初に楽をすれば後で苦労し、最初に苦労すれば後で楽になるということです。
例えばしつけです。
「家で教えなくても、礼儀・作法ぐらい学校や習い事で身につくだろう」と思っていると、小学生に上がってからとても苦労します。
脳の発達段階から、しつけは3歳ごろから始め、5歳までに土台を作ることが最適と言われています。
4歳の子に対して礼儀を教育することは根気がいりますが、ここで苦労をすることによって、子供が将来社会で生きていくための力を身につけてあげることができるのです。
子供はいつか必ず親離れをしなければなりません。
同時に親は、いつか必ず子離れをしなければなりません。
我が子ならどんな困難があっても大丈夫。
我が子なら自分の意思で力強く生きてゆける。
いつか必ず来るその時に、僕自身がそう思えるように、先延ばしにしない子育てを意識していきます。