苦手はあなたの勘違い
【苦手はあなたの勘違い】
「得意なことを伸ばしましょう」と言われたら前向きになれますが、
「苦手克服」と聞くと、辛いことを頑張らなければならないような気がしてしまいます。
それは勘違いです。
苦手を克服することは簡単です。
そもそも苦手意識の始まりは他人との比較です。
例えば50m走を9秒で走る子がいたとします。
回りの子のタイムが全員10秒以上、みんなから「君は足が速いね!」と言われたらその子は自分の走りに自信を持ちます。
一方、自分以外は遅くても8秒台で、早い子は7秒台、おまけに「君遅いね。」と言われたら、どんどん自信を失っていくでしょう。
つまり自分の現在の能力と苦手意識は相互関係にありません。
ならばどうすればいいのか。
得意、苦手の概念を無くし、自分のタイムを8秒90にする努力をすれば良いのです。
「苦手だからどうにかしたい」と思っているうちは残念ながらなかなか成長しません。
なぜなら、「苦手だから」という前提に引き寄せられるからです。
僕たちは常に、今はできないことをコツコツできるようにしていけばいいのです。