意識する

【意識する】
『意識する』という行為を侮ってはいけません。
体操をしている時、意識して練習するか、とにかく身体を動かすかでは成長速度に大きな差が出ます。
例えば、開脚の柔軟をする時は、内転筋(腿の内側の筋肉)を伸ばす意識をします。
腕立て伏せをする時は、胸筋と上腕筋群を意識します。
体操選手と呼ばれる人達は、年齢問わずこの「意識する」という練習ができます。
だから小学生でも空中で2回転したり、鉄棒で大車輪をすることができるのです。
筋力や柔軟性に優れた人が上手くなるのではありません。
より強く意識して運動と向き合った人が、身体の使い方が上手くなり、たくさんの技を覚えることができます。
僕はレッスンの中で、「ここを意識して」や「この技で意識するのは〇〇だよ」とよく口にします。
難しいことではありません。
できるか、できないか、では無いのですから。
あなたが意識するか、しないかです。