人の役に立つという幸福
【人の役に立つという幸福】
たった一度きりの人生、自分の損得を第一に考えて当然と思うかもしれません。
しかしこんな言葉があります。
『人は他者に貢献できた時にのみ幸福を感じる。』
料理人に例えてみましょう。
彼らが日々料理の研究をして腕を磨いているのは、自分がおいしい料理を食べるためではありません。
自分の料理を食べた人に「おいしい」と感じてもらうために腕を磨いているのです。
ここで肝心なのは、「ありがとう」を言ってもらうためであったり、お金を貰うためでは無いということです。
もちろんお礼をしてもらったら嬉しいですし、仕組みとしてお金を頂くことはあるでしょう。
しかし"見返り"を求めて何かを与えるというのは、減ったものが返ってくるようなイメージです。
「その人の役に立てた!」という事実だけが自分に幸せを与えてくれるのであって、それ以上の見返りは必要ありません。
僕もつい、自分中心に物事を考えてしまうことがありますが、するとやはり良い結果にはなりません。
自分以外の誰かのことを考えて行動した時にこそ、本当の成功と幸福が手に入るのだと思います。