上手に話すよりも大切なこと

【上手に話すよりも大切なこと】

僕はレッスン中に意識していることがあります。

それは生徒たち一人ひとりと目を合わせることです。

説明をしている時、質問をされた時、リアクションをする時、全体をなんとなく見るのではなく、必ず1人ずつと目を合わせます。

目を見て話すのではなく、目を合わせるのです。

「あなたに向けて話しているよ」ということを伝えるためです。

たまに講習や説明会などに行くことがありますが、講師の話が全く耳に入ってこないことがあります。

聞いていると、僕たちに対して何かを伝えようとしているのではなく、自分が話すことを目的にしているように聞こえます。

そういう人は人の目を見るのではなく、なんとなく全体を見て"どこか"に向かって話をしています。

本当に自分の話を伝えたいと思ったら、相手と目が合わなくてはなりません。

「私の目を見て!」と言う必要はないです。

相手がこちらを向いた時に「あ、自分に話をしているんだ。」ということが伝われば良いのです。

大きな声で話すことより、面白く話すことより、流暢に話すことよりも、ずっと大切なことです。

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