悪さをする子供の心理
【悪さをする子供の心理】
怒られると分かっていながら意図的に悪さをする子供の心理はなんでしょう?
一つ目のパターンは「かまってほしい」です。
普通に過ごしていても、時には良い行いをしても気づいてもらえない、反応してもらえない場合、悪いことをしてでも大人に注目してもらおうとする心理状態です。
集団では目立ちにくいので、少人数のときに悪さをすることが多いです。
二つ目が「特別でありたい」です。
先生に怒られるという状況を作ることで目立ちたい、周囲から「度胸がある」と思われたい、そうすることでしか自分を特別な存在としてアピールできないという心理状態です。
集団では悪さをしますが、一人の時はお行儀が良くなることが多いです。
いずれにしろ、そういう子供が心に抱えているのは「私を見て!」「ここにいるよ!」「無視しないでよ!」という強いメッセージです。
どんなに強く叱ろうが何の問題解決にもなりません。
彼らにとって、怒られることなど望むところなのですから。
だとすれば、僕たち大人がすべきことは子供の変化に気づき、子供との何気ない会話を楽しみ、子供の行動を承認してあげることです。