善いことをするのはなぜなのか?
【善いことをするのはなぜなのか?】
1冊の本を読んで考えさせられたことがあります。
人を助けたり、ゴミを拾ったり、あるいはたくさん勉強をして良い成績を取ることも、人によっては『善いこと』かもしれません。
しかしそれらの行為は本当に自分が「したい」と思ってやったことなのかと聞かれると、戸惑う自分がいました。
もしかしたら、誰かから褒められたいから、他人から『いい人』だと思われたいから、僕はそういう行動をしているのかもしれません。
もし、僕の善い行いを誰も見ておらず、その後誰から気づかれることもなく、結果誰からの称賛も得られないのだとしたら、それでも僕は善い行いをするのだろうか、そう思ったのです。
色々と考えた結果、その行為が自分にとって何のメリットも無かったとしても、僕は自分が善いと思ったことをしていこうと思いました。
それは僕が指導者だからとか、息子たちに誇れる父でありたいとか、そういう立場は関係なく、単純に「そんな世界がいい」と思ったからです。
人から褒められたいとか、誰かに見られているとかは関係なく、自分なりの正義を貫いて生きていきたいと思った今日この頃です。