他人を完璧に理解できる日は来ない
【他人を完璧に理解できる日は来ない】
僕は日々たくさんの子供たちと関わっていますが、子供のことを完璧に理解できる日は来ないと思っています。
子供に限らず、他人を完璧に理解することはできません。
たとえそれが家族であってもです。
もちろん、その人の考えを理解しようと努めることはしますが、全てが分かる日は来ません。
相手の気持ちを理解できないことは失礼なことではありません。
むしろ、分かった気になることの方が失礼なのです。
だからこそ、僕がここ数年大切にしているのは「認める」というスタンスです。
例えば、子供は何を考えているか分かりません。数秒で感情が大きく変化しますし、自分の心を言語化する能力も持っていません。
なので、大人には理解できない行動をとることもあります。
それに対して、原因を解明しようとしたり、こちらが納得しようとしてもお互い辛くなってしまいます。
「あなたにはあなたの考えがあるんだよね。」という気持ちが常にあると、とても余裕を持った対応ができます。
僕はこれからも「理解する」より「認める」ことを優先していきます。