論理的思考力が身につく3ステップ

【論理的思考力が身につく3ステップ】

子どもはある時期から物事を論理的に考える力が身についていくわけですが、それには必要な段階が3つあると言われています。

第一段階は「同一」。

パパとママの服が同じ色だと言ったり、この形はここに集めよう、といった物事の共通部分に敏感になる時期です。

第二段階は「比較」。

こっちが軽くてこっちが重い、大きい順に並べようなど、物事の違いに敏感になる時期です。

第三段階は「分類」。

違いを認識できるようになると、丸いどんぐりは右のポケット、細長いどんぐりは左のポケットというように、物事の特性を見極め分類することに熱中する時期が訪れます。

このように、「同一性を見出し、比較し、分類する」という作業は、僕たち大人が論理的に物事を判断するときのプロセスそのものです。

ならば我が子の論理的思考力を鍛える方法は、子供がやっている一見無意味な行動をよく観察し、それを妨げないことです。

石やどんぐりをポケットに入れて持ち帰るのを見守るのは大変かもしれません。

しかしそれを認めることが頭の良さに繋がるとしたら、頑張ってみる価値はありそうです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です