相手がどう感じるか

【相手がどう感じるか】

コミュニケーションにおいて最も大切なのは、こちらがどれだけの想いを持って物事を伝えるかではありません。

相手がどう捉えるかです。

良かれと思ってしたアドバイスも、聞き手は「自分の考えを否定された」と感じるかもしれません。

本心で相手を褒めたのに、相手は「お世辞を言われた」と感じるかもしれません。

よく「挨拶は相手に聞こえなかったら挨拶じゃない」と言いますが本当にその通りで、

自分なりにやったかどうかよりも相手にどう伝わったかが自分の評価になるということです。

僕たちには他人の心を操ることなど出来ません。

出来るとしたら相手がどう思うかを想像することだけです。

この人はこういう性格だから、この言い方をするとモチベーションが下がるかもしれないな。という感じです。

僕は指導者なのでアドバイスをするのが仕事です。

しかしとても慎重に言葉を選びます。

「今のは違う、もっとこうしなさい」とは決して言いません。

それがどれだけ正論でも生徒を傷つけるかもしれないからです。

必ず「今のいいね、こうしたらもっと良くなるよ」と言います。

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