学びの価値
【学びの価値】
僕は学ぶことが大好きです。
同時に学びは贅沢品だと思っています。
なぜなら、世の中には学びたくてもお金が無くて学べない人がたくさんいるからです。
文字の読み書きや計算が出来ず、困っている人がたくさんいます。
教育が受けられないことで好きな仕事に就けない人もいます。
彼らはやる気があっても、学びの機会が無いのです。
日本はなんて恵まれているのでしょうか。
わが国は「義務教育」と言われるほど、当たり前のように基礎的な知識を学ぶことが出来ます。
しかし当たり前すぎてその価値が薄れているのかもしれません。
理科なんて将来なんの役にも立たない?
人によってはそうでしょう。
しかし我々の日常に当たり前のように存在する医療や、様々なテクノロジー、スポーツ教育(運動力学や生理学)は全て理科の応用です。
その基礎を教えてもらえるという、とんでもないことが起きているわけです。
小学校で6年間学ぶためにどれだけのお金がかかるでしょうか。
公立の小学校で200万円です。
私立なら1000万かかります。
その先も中学、高校、、、と考えれば、とてつもなく大きな金額です。
学びが贅沢品でなく何だというのでしょう。
子どもの立場で見れば、お父さん、お母さんがこれだけたくさんのお金を自分に投資してくれているということです。
そして僕たち大人もまた、親から投資されてきた存在です。
なぜこんなにたくさんのお金をかけて子供に教育を受けさせるのでしょうか。
その答えは一つしかありません。
かかった金額よりもたくさんのお金を生み出すため、言い換えれば幸せに暮らすためです。
さて、僕が言いたいのは「もっと有難いと思いなさい」ということではありません。
選んでいいのです。
200万円を、お菓子やゲームやおもちゃに変えていいと思います。
それを将来のために学びに変えることもできるということです。