努力を褒める

【努力を褒める】

子供を「褒めて育てる」「承認し続ける」と聞いた時、こんな懸念をする人がいるかもしれません。

「実力が伴わない、怠慢な子になってしまうのではないか」ということです。

結論から言うと、決してそんなことはありません。

子供が怠慢になる原因は、甘やかしたり、支配的に育てるからです。

ただし、間違った「褒め方」をすると、子供の能力は高まりません。

それは『能力ばかり褒める』ことです。

例えば「あなたは頭がいいのね」や「君は縄跳びが上手だね」というのは、能力を褒めています。

これ自体は決して悪くありませんが、別の褒め方も必要になります。

それは『努力を褒める』ことです。

例えば「1時間も勉強できたんだね」や「諦めないでよく頑張ったね」という言葉になります。

能力を褒められた子は、良い結果が出た時には自尊心が高まりますが、悪い結果の時は自信を喪失してしまうかもしれません。

一方、努力を褒められた子は次回以降も諦めずに努力をしようとするので、結果的に能力が向上するのです。

子供をよく観察し、子供自身が努力したことを褒められると良いかもしれませんね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です