経験しなければ何も出来ない

【経験しなければ何もできない】

子供は経験によって「何でもできるようになる」存在です。

逆に言えば、経験しなければ何も出来るようになりません。

なので僕たち親は『どうすれば色々経験できるか』を考えるべきだと思います。

例えば幼い子供は机の下が大好きです。

しかし、机の脚や天板に頭をぶつけてしまう可能性もあります。

親は、「痛い思いをしたら可哀そう」とクッションを付けたり、中に入らせないようにすることもできます。

一方、予測した上で見守るという選択もできます。

子供は何回か頭をぶつければ、次からはぶつけないようにと自分で態勢をコントロールしたり、空間を認識する能力がつきます。

こういう経験の積み重ねが運動能力の基盤です。

さらにこれは発達の初期段階であればあるほど効果的なのです。

痛い思いをしなくても、危ないことをしなくても、もちろん子供は大きくなります。

ただし、しなかった分は決して成長しません。

子供自身の行動がどんな結果を招くのかを経験するチャンスは日常に溢れています。

そのチャンスを出来るだけ奪わないことも親の務めだと僕は思います。

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