誰の課題か
【誰の課題か】
子供の言動や行動に対して、「なぜこんなことをするんだろう?」と感じたことがあると思います。
「なんで静かにできないの?」
「なんでがまんできないの?」
「なんで叩くの?
この「なんで」は誰に向けられた問いでしょうか?
そう、大人です。
子供の言動や行動には必ず理由がありますが、子供はそれをうまく説明できません。
「なぜそんなことをするのか?」を考えるのは大人の課題なのです。
反対に、「食事」「起床」「喧嘩」「転倒」などの行動は子供の課題です。
発達段階にもよりますが、大人が自分の責任のように子供に代わってやってはいけないことです。
冷静になって考えれば、どれが誰の課題であるかというのは見えてくるものです。
しかし僕も含め、多くの大人が全く逆のことをしてしまいます。
頭で分かっていても、なかなかできない。 だからこそ、まずは頭で、理性で分かることが必要なのだと思います。