何をするかより何のためにするか
【何をするかより何のためにするか】
物事には目的があります。
意味の無いことなど決してありません。
教育において重要なのは「何をやらせるか」では無いのです。
それをやった先に何があるのかを明確にしなければ、教えることに意味は無いということです。
僕は事あるごとに、「何のためにするのか」を子供に問います。
例えば先日のサマーキャンプです。
帰りのバスの中で僕は生徒に質問しました。
「君たちは何でサマーキャンプに来たのかな?」
「お父さん、お母さんは、なぜみんなを送り出してくれたのかな?」と。
すると年長さんの一人が、「大人になるための準備!」と言いました。
まさかこんな本質的な答えが返ってくるとは思いませんでしたが、理由は何でもいいのです。
大切なのは、理由を考えること。
自分たちの貴重な経験に意味を持たせる事だからです。
僕はこれからも、「何のためにするのか」を見失わないように活動を続けていきます。