私は根本的に〇〇なのだ

【私は根本的に〇〇なのだ】
小説家のアントンは、「本を1ページ、1ページ読むごとに、私はより豊かに、より強く、より高くなっていく」と言いました。
このように、数えきれないほど多くの偉人が読書のメリットを口にします。
そこで、「たくさんの本を読もう!」と決意したとしましょう。
しかし本を読んでいても、気を抜くと集中が途切れそうになってしまいます。
そんな時、「頑張って読み進めないと!」「自分が成長するためなんだ!」と、気合を入れるのは悪くありませんが、長期的には失敗する可能性が高いです。
一方で、「私は根本的に読書家なのだ」と自己を定義していたらどうでしょうか。
集中力が続かなくなりそうな時も、「読書家」という自己像があることで自然と本に意識が向くようになります。
これは読書以外の物事にも活用でき、ランニングをしたかったら「私はランナーだ」と定義するのが良さそうです。
反対に「私は走るのが苦手だけど、頑張って走らなければ」と考えたら、「走るのが苦手」という自己像に意識が向いてしまうということです。
勉強や仕事、様々な物事に活用できそうな考え方ですね。