パパに頼んでもダメだわ作戦

【パパに頼んでもダメだわ作戦】
皆さんのお子様は、どのような時に「やる気」を見せてくれますか?
本人の好きなことであれば、やる気にさせるのは簡単かもしれませんが、日常的なタスクをやる気にさせるのは難しいかもしれません。
日常タスクというのは、着替え、食事、片づけ、宿題、歯磨き、入浴などのことです。
僕が以前試していた方法としては、こんなものがあります。
名付けて『パパに頼んでもダメだわ作戦』です。
例えば、息子が「靴下を履かせてほしい」と言ってきたら、「まかせて!」と言って、靴下を手に被せます。
「あれ?手袋になっちゃったんだけど!」とふざけます。
「違うよ!そこじゃないよ!」と言われるのですが、次は逆さまに履かせたり、自分が履こうとしたりして、望み通りにはしません。
するとうちの子の場合は、やる気になって自分で履きます。
「ご飯を食べさせてほしい」「片付けを手伝ってほしい」と頼まれた時も同様です。
子供の力で十分にできる時には『ダメ親父』を演じます。
「以前」とあえて言ったのは、この手法を使っていると、色々と注意点が出てくるからです。
我が家ではすでに、「パパに頼んでもどうせダメ」が定着しています。笑
ですから、子供から何かを頼まれると「パパに頼むの?パパおっちょこちょいだよ?」という会話が成り立ちます。
また、こちらから「片付け手伝おうか?」と提案すると、「パパがまたふざけようとしてる」と思われます。
そして子供たちは、「自分の方がよほどマシにできる」とやる気になるのです。
注意点としては、子供が本当に手を貸してほしいと思っている時は、ふざけないでちゃんと手伝ってあげることです。
あと、この方法は時間がかかります。
かなり早めに動き始めないと、余裕が無くなってしまいます。
よく妻から「ちょっと、いい加減にして」と叱られます。
(これも作戦的には効果的)
以上が、僕がたまに実践している、叱らずとも子供が日常タスクをやってくれる方法です。
お子様のタイプ的に「使えるかも」という方がいらっしゃいましたら、状況を見ながら試してみてくださいね。