余裕のある人は品がある

【余裕のある人は品がある】
上品な態度や行動というのは、とても心地よいものです。
品のある人と関わっていると、安心した気持ちになります。
では、「品」とは何でしょうか。
そう聞くと、マナーや作法のことだと考えるかもしれません。
確かに、ある程度の知識は必要かもしれませんが、そういったものは最低限の常識で問題ありません。
大切なのは『余裕』です。
相手に配慮する余裕。
感情的にならない余裕。
身だしなみを整える余裕。
周囲に気配りができる余裕。
このように、時と場合に合わせて、相手を不快にさせない心がけができることを「品がある」というのだと思います。
例えば、狭い路地で人とすれ違う時、「右に避けるか、左に避けるか」と考える必要はありません。
こちらが立ち止まり、「どうぞ」と道を譲ってあげればエレガントです。
これはマナーというより、相手を気遣う優しさと、心の余裕があるから生まれる所作です。
きっと、どれだけ知識があっても、余裕がなければ上品さが失われてしまいます。
僕も心に余裕をもち、上品さを磨いていきたいと思います。


