お酒を３週間やめると

この記事を書いている現在は2024年5月3日、その3週間前である4月9日に僕はお酒をやめることを決断しました。

やめるきっかけと、やめてからの最初の1週間にどんなことがあったかは、こちらの記事をご覧ください。

お酒を１週間やめると

この記事を書いているのは2024年4月18日です。 その9日前である4月9日に、僕はお酒を断つことにしました。健康のため、仕事のパフォーマンスを高めるため、有意義なことに…

おおかわ体操クラブ

さて、お酒をやめてから2週間ほど経過した頃、ふと会社帰りにコンビニに寄ると「ああ、お酒を飲みたいなー」という欲望にかられました。
「いけない、いけない。」と誘惑を振りほどくと同時に、「仕事帰りのコンビニはやばい」ということを知りました。

僕は有難いことに、お客様に恵まれ、妻に恵まれ、本当にストレスの少ない人生を歩んでいると感じるのですが、もしも辛いことや悲しいことがあったら、お酒に逃げてしまうのではないかとヒヤヒヤしています。

とはいえ、お酒を断ったことで体調はすこぶる調子がよく、質の良い睡眠によるすがすがしい朝の目覚めに大変な満足を感じる毎日です。

そんな禁酒2週間目の週末、僕に一つの試練が訪れました。
上のブログの後半にも書いたことですが、後輩の結婚式への参列です。

もちろん彼らの門出を祝うことが目的ですので、お酒が飲める飲めないという問題は関係ありません。
しかし、現在の僕の状況から「酒の席」はちょっと不安があったということです。

新郎新婦がお酒好きということもありますし、同席する後輩や先輩方もみなお酒が大好きな方々ばかりです。
招待状には「駐車場の台数が限られております。お酒の席となりますので、公共の交通機関でのお越しを推奨します。」と、なんだか式場の方も「結婚式ぐらい飲みなさい」と言わんばかりです。

そんな中、間違ってもお酒を飲まないように車で向かったわけですが、結果から言うと思っていたより「飲める人が羨ましい」「自分も飲みたい」という感情にはなりませんでした。
おそらくこれは、僕自身が「もう二度とお酒を飲まない」と決断していることが理由だと思います。

例えば僕が今でもお酒が大好きで、普段も飲む人だとします。そんな僕が後輩の結婚式に参列し、何らかの理由でその日は飲めないという状況だったとしたら、「せっかくの結婚式なのにお酒が飲めないなんて、、、」という気持ちになったかもしれません。

しかし今の僕は違います。結婚式であれ、忘年会であれ、旧友との会食であれ、お酒を飲む人間ではなくなったわけです。この考えが前提であり、さらに今日は車で来ており、明日は朝から仕事があるので本日中に絶対に帰らなければならないという状況でした。
これだけ要素がそろっていたら、諦めもつくというものです。

何より、新郎新婦を心から祝福することが出来ましたし、普段合わない後輩や先輩、昔の恩師の顔を久しぶりに見ることができ、楽しくお話をすることができたので大満足です。

余談ですが、今回の結婚式は体操競技関係者も数多く列席していたため、披露宴では「倒立大会」が開催されました。
倒立大会とは、倒立（逆立ち）が出来る人がその場で倒立を一斉に始め（壁を使わず）、誰が一番長く落ちずにいられるかを競うものです。僕はお酒を飲んでいなかったので他の人よりも有利だったということもあり、ちゃっかり優勝を勝ち取っておきました。

ちなみに移動時間は片道3時間程度でしたので、YouTubeやAmazonプライムビデオを見ながらのんびりプライベートな空間を満喫しました。
夜は22時ごろに帰宅し、お風呂に入ってすぐにお布団へ。次の日は6時にぱっと目が覚めて身支度を整えて仕事に向かいます。もちろん仕事でも最高のパフォーマンスが発揮できました。

そんなこんなで禁酒から24日が経過したわけですが、相変わらず仕事終わりや寝る前になると「お酒飲みたいなー」という気持ちになることもあります。
とはいえ、禁酒から1週間が過ぎた頃に比べたらその気持ちも薄れてきたように感じます。つまり体がお酒を飲まない状態に慣れてきたというわけです。

とにかくこの期間は、結婚式にノンアルコールで参列したということが大きい経験でした。
お酒の席で周囲がみんなお酒を飲んでいる状況でウーロン茶を飲みながら楽しむというのは、当時の僕からは考えられないことだったからです。飲みに行ったら飲む。飲めないなら行かない。そんなことは僕にとって当然の思考回路だったのです。
この経験は僕にとって、とても大きな自信に繋がりました。きっと自分ならこの先もお酒を飲まずに過ごせる、今はそう思えます。

ということで本日はここまでにします。最後まで読んでくださってありがとうございました。
また数週間後にご報告します。

こちらの記事もおすすめです。

禁煙５年で人生はどう変わったのか

僕はヘビースモーカーでした。 1日に2箱（40本）以上のたばこを吸っていました。電子タバコが発売されてからはアイコスを２台持ちし、ホルダー（吸うための本体）は３本所…

おおかわ体操クラブ